プーチン氏がMDに懸念 日本側が少人数会合内容説明 遅刻は「余儀なき理由」
更新また、首相は米国主導のミサイル防衛(MD)について「日本のミサイル防衛システムはもっぱら防衛的なものであり、周辺国・地域に脅威を与えるものではない」と説明したが、プーチン氏は懸念を示した。
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ロシアが軍事介入したシリアとウクライナ情勢についても意見交換を行った。首相はシリア情勢について「人道状況のさらなる悪化を強く懸念し、人道支援を実施することが重要だ」と述べた。プーチン氏は話し合いによる解決に向けて「努力する用意がある」と応じた。
首相はウクライナに関しては、昨年合意した和平合意(ミンスク合意)の完全履行を求めた上で「全ての関係国の建設的な対応に期待する」と述べ、プーチン氏は「ミンスク合意の履行に向けてウクライナを含む関係国がしっかり取り組む必要がある」と述べた。
プーチン氏の到着が2時間以上遅れたことについては、ロシアのペスコフ報道官が「余儀ない理由」で遅れたと説明。同時に「会談が短くなることもなく、しっかりとした議論を行っていると考えている」と語ったという。
懸案の北方領土問題や平和条約締結交渉に関しては、少人数会合の後に通訳のみ同席した安倍、プーチン両首脳の会談で話し合われた。
