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【中国主導 AIIBの研究】(上)「わざわざ中国で働きたくない」 解消されぬ人材不足、ADBとの差歴然

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【中国主導 AIIBの研究】(上)「わざわざ中国で働きたくない」 解消されぬ人材不足、ADBとの差歴然

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 テレビ会議とメール

<< 下に続く >>

 AIIBは公式ホームページで設立前から人材募集をかけ、国際機関や民間銀行の優秀な人材へのヘッドハンティングを続けているが、「大気汚染が激しい上に、わざわざ規制の厳しい中国で働きたくないと考える金融マンが多く、AIIB北京本部は慢性的な人材不足なのが実情だ」(エコノミスト)といわれる。

 AIIB理事ら幹部は総裁以外、北京駐在ではないため、案件審査や承認の理事会は通常、テレビ会議と承認サインをメールなどでもらう“持ち回り”会議が中心。途上国支援でどこまで、国際金融機関としてガバナンスが働き、恣意(しい)的な決定がなされない透明性が確保できるかどうか。麻生太郎財務相がなおAIIB参加に慎重姿勢をみせる重大な理由がここにある。

 しかも、AIIBが設立前後に信用力を得ようと世界中の元首脳クラスに声をかけ、日本からは鳩山由紀夫元首相を顧問役に就任させたことが、日本側からみると完全に“逆効果”にもなっていることに、中国側はなお気付いていない。(上海 河崎真澄)

(下)もはや国際金融機関ではない? 他人任せの融資、援助意識も低く

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