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【高論卓説】博士や教授への道は険しい…学者への夢を打ち砕くな 大学院の無償化急ぎ「ポスドク」救え

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【高論卓説】博士や教授への道は険しい…学者への夢を打ち砕くな 大学院の無償化急ぎ「ポスドク」救え

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 子供たちの憧れる職業というのは、夢であるのかもしれないが、4割を超す大学が定員割れ、経営を圧迫されている大学が増加するにつれ、教員の席が減少するばかりだ。文科省の「科学技術・学術政策研究所」が、先ごろ発表した第1調査研究グループの調査によれば、たとえ博士号を取得しても大学や研究機関に就職できる可能性は想像以上に厳しく、狭き門だと教えられる。

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 博士課程を終えた3割が民間企業へ、5割が研究職へ、2割がその他であるが、研究職の多くは不安定な「ポスドク」でチャンスを待つ。毎年、博士課程への進学者は約1万5000人、多額の奨学金という借金をしながら学問をする環境は、子供たちの夢を破壊する。

 昨今、日体大の付属中高の教員にも博士課程を修了した応募者がいる。奨学金返済のために安定した職を求めようとしているのだ。無給研究員として、アルバイトをしながら大学に籍を置くポスドク、将来が約束されていないのが実情である。文科省は、大学院重点化計画を定め、定員増や学位授与基準を下げ8割の者が学位を取得しているが、ポスドクを減少させるに至っていない。

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