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【高論卓説】博士や教授への道は険しい…学者への夢を打ち砕くな 大学院の無償化急ぎ「ポスドク」救え

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【高論卓説】博士や教授への道は険しい…学者への夢を打ち砕くな 大学院の無償化急ぎ「ポスドク」救え

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 私自身、博士課程を終えたと同時にアフガニスタン国立カブール大で講師の職を得た。レスリングという特異な技術を持っていたからであった。滞在中、フィールドワークを重ね、イスラム社会での身体文化、イスラム教の身体観などを歴史的に研究できる幸運に恵まれた。で、帰国後、専修大に招かれたのである。

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 ポスドクの若者たちには、途上国に行ってでも学究になろうとする執念がない。いや、奨学金の返済が重荷となり、行動が制約されているのだ。先進国日本は、大学院の授業料を早急に無償化し、優秀な研究者を育成すべきである。借金地獄に泣くポスドクたち、研究者が魅力的な仕事だと子供たちは信じ込んでいるが、国がその夢を打ち砕いている。

【プロフィル】松浪健四郎

 まつなみ・けんしろう 日体大理事長。日体大を経て東ミシガン大留学。日大院博士課程単位取得。学生時代はレスリング選手として全日本学生、全米選手権などのタイトルを獲得。アフガニスタン国立カブール大講師。専大教授から衆院議員3期。外務政務官、文部科学副大臣を歴任。2011年から現職。韓国龍仁大名誉博士。博士。71歳。大阪府出身。

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