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【専欄】三日天下に終わったサムスン 中国での携帯シェアついに0%台

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【専欄】三日天下に終わったサムスン 中国での携帯シェアついに0%台

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 ところが14年には早くも小米という国産メーカーにトップの座を奪われてしまう。その後も国産メーカーの台頭は目覚ましく、昨年のトップ3は華為技術(ファーウェイ)、OPPO(オッポ)、vivo(ビボ)である。外資系で何とか踏みとどまっているのは米アップルくらいなものだ。

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 サムスン電子のシェア下落は止まらず、ついに昨年には0%台にまで落ち込んでしまった。深センにあるサムスン電子の関連工場では、従業員全員を解雇することを決め、撤退準備に入ったというニュースも飛び込んできた。

 サムスン電子にとって、「ギャラクシーノート7」の発火事故や在韓米軍への高高度防衛ミサイル(THAAD)配備問題が逆風になったのは確かだろう。だがそれ以上に国産メーカーの台頭による影響が大きかった。

 もっとも国産メーカーも製品の質が外資系を上回っているわけではない。価格の安さやアフターサービスの良さが勝っているに過ぎない。

 中国国内市場もさすがに飽和状態に近づいており、昨年の出荷台数は前年を下回った。外資系を駆逐したと手放しでは喜べない。(拓殖大学名誉教授・藤村幸義)

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