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ガソリン、高止まり続く 152円10銭、家計に影響も

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ガソリン、高止まり続く 152円10銭、家計に影響も

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 経済産業省資源エネルギー庁が15日発表した13日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、6日時点の前回調査から横ばいの152円10銭だった。150円超えは12週連続で高止まりが続いている。夏休みなど行楽シーズン中の家計にとっては打撃となりそうだ。

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 昨年8月に1リットル当たり131円台だったガソリン価格が20円以上値上がりした背景には、国際情勢が不透明感を増す中で、原油の供給不安への懸念が高まっていることがある。保護主義的な政策を進めるトランプ米政権はイラン制裁の一環で、日本など各国にイラン産原油の輸入停止を要求。中東の政情不安や産油国ベネズエラの経済危機も重なり、原油価格は高値で推移する見通しだ。

 石油情報センターによると、原油の需給がやや緩んだことを背景に石油元売りは卸価格を引き下げたものの、7月の上昇局面時に各地のガソリンスタンドによる価格転嫁が遅れた反動で、小売価格の引き下げは遅れ気味となっている。

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