【キャッシュレス革命(1)】顔パスやQRコード決済 レジ待ちなし、働き方一変
更新だが、ITや人工知能(AI)を駆使することで、こうした“ストレス源”の解消が可能になった。現金を使わない「キャッシュレス化」が進めばサービス業の現場は変わる。
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ストレスフリー
“近未来”の小売店として話題を集めるのが、米電子商取引(EC)大手アマゾン・ドット・コムがシアトルの本社ビルで運営するレジなしコンビニエンスストア「アマゾン・ゴー」だ。ローソン社長の竹増(たけます)貞信は3月に視察。スマートフォンをゲートにかざして店内に入るとレジが全くないことに驚いたという。商品の陳列自体はコンビニと大差なかったが、ツナサラダやチキンサラダなど総額69ドル(約7600円)分を手に取って店外に出れば、アマゾンのアカウント(会員登録したクレジットカードや電子マネーなど)で支払いが自動終了した。
「レジ待ちがなくストレスフリーな買い物ができた」。竹増はそう振り返る。それだけでなく、店内にごみ一つない質の高いサービスにも感心した。
さらに進んだキャッシュレス決済を目指すのがNECだ。あらかじめ顔情報を事前登録し、店頭でカメラに映った人物の特徴点をAIが照合。手に取った商品も同時に割り出して、クレカやスマホを使わず、顔だけで支払いできる「顔パス決済」の仕組みを開発した。2019年度の事業化を目指す。
カード大手のジェーシービー(JCB)も手のひらをかざすだけで支払いが完了する仕組みを開発。スマホやクレカでは盗難や不正利用の恐れがあるが、複製される恐れがない身体で本人確認する生体認証が普及すれば、文字通り「身一つ」で生活に困らないようになる。


