世界が注目、「砂漠の国」イスラエルの最先端水技術
更新輸出額は20億ドル超え
イスラエルでは、乾期はほぼ雨が降らない。雨期は12月から3月だが、年間降水量は北部で約400ミリ、南部で約100ミリ。日本の約1700ミリに比べて少なさが際立つ。
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そのため「水の確保」が長年の重要課題となってきた。官民挙げて排水の再利用や海水の淡水化に取り組み、今では前例のない技術やアイデアを生かし急成長を図る「スタートアップ企業」の200社以上が水関連事業に参入。多数のイスラエル企業が国内外で事業を展開し、水関連技術の輸出額は20億ドル(約2170億円)を超えるとされる。
淡水化施設は二酸化炭素(CO2)排出や、処理後に塩分濃度の高い水を海に流すことで生態系に悪影響を及ぼすなどの批判もあるが、水不足克服に貢献したのは間違いない。
「イスラエルの技術には世界中の水不足を解決できる可能性がある」。アディン氏は、水を求める国とイスラエルをつなぐ「武器」にもなっていると主張した。(エルサレム 共同)