現場の風
働き方改革、負の側面に配慮必要 社会保険労務士・大槻智之さん
--副業や兼業の拡大方針も打ち出している
「労働者の働く意欲や能力の向上、新たな知見の獲得などに対する期待が背景にあるようだ。ただ、長時間労働を抑制する流れに逆行しかねない面があり、どう整合性を図るのかが問われる。また、複数の職場で働く人の就労状況を企業が把握する上で、割増賃金の計算や労災保険のあり方など、詳細を詰めるべき課題はなお多い」
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【プロフィル】大槻智之
おおつき・ともゆき 明大大学院修了。2006年に社会保険労務士登録。07年には紛争解決手続きの代理業務を行う特定社会保険労務士付記。社会保険労務士法人大槻経営労務管理事務所の代表社員。東京都出身。