国内

ガソリン、5カ月ぶり安値 145円、3週連続値下がり

 経済産業省資源エネルギー庁が15日発表した13日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、5日時点の前回調査と比べて50銭安い145円ちょうどだった。3週連続の値下がりとなり、約5カ月ぶりの安値水準となった。

 調査した石油情報センターによると、米中貿易摩擦による世界経済減速への懸念から原油価格が下落傾向で推移しており、それがガソリンなどの小売価格にも反映された格好となった。石油情報センターは来週も値下がりを予想している。

 地域別に見ると、37道府県で値下がりした。下げ幅は北海道の1円50銭が最も大きく、鳥取の1円30銭、福井と愛知の1円20銭が続いた。東京や大分など5都県は横ばいだった。軽油は2週連続の値下がりで、1リットル当たり40銭安い126円20銭。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり2円安い1637円。ハイオクは1リットル当たり40銭安い155円90銭だった。

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