海外情勢

ベトナム「コーヒー・ハウス」 生産量10~15%増、輸出量20トン目指す

 ベトナムで急成長中のコーヒー・チェーン兼製造会社「コーヒー・ハウス」はこのほど、2019年は生産量で前年比10~15%増、輸出量で20トンを目指す考えを示した。国営ベトナム・ニューズが伝えた。

 コーヒー・ハウスは14年に創業し、18年の来店客数は前年比1.8倍の1000万人に達した。18年は新規に66店をオープンし、短期間で100店舗を達成したことでも注目を集めた。

 同社のグエン・ハイ・ニン最高経営責任者(CEO)は輸出拡大において、特に米国向けを重視する考えを示した。

 生産、輸出拡大の目標達成に向け、生産現場における品質管理を強化し、生産農家に対して収量拡大に向けた技術的支援を行う。品質向上に向けては、海外から専門家を招く考えもあるという。

 米農務省によると、ベトナムの19/20年度のコーヒー生産量は前年度からわずかに増加の約180万トンが見込まれている。(シンガポール支局)

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