12日の東京株

161円高 米中貿易摩擦の懸念後退

 12日の東京株式市場は、米中貿易摩擦への懸念がひとまず後退して買い注文が優勢となり、日経平均株価は約1年ぶりに8営業日続伸した。終値は前日比161円85銭高の2万1759円61銭で、約4カ月ぶりの高値を付けた。東証株価指数(TOPIX)は11.44ポイント高の1595.10。朝方から輸出関連株を中心に幅広い銘柄が上昇した。外国為替市場の円安ドル高傾向も買い材料となり、午後も平均株価は高値圏で推移した。

 トランプ米大統領がツイッターで、10月1日に予定していた中国からの輸入品2500億ドル(約27兆円)分を対象にした制裁関税第1~3弾の税率引き上げ措置を15日に延期すると発表したことが好感された。

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