無視できない中国勢の動き
現時点で完全ワイヤレスイヤホンを出している中国メーカー大手はファーウェイのみ、しかも同社の「フリーバッズ3」は音声アシスタントには対応していない。
しかし、世界のスマートスピーカー市場では、百度(バイドゥ)、アリババ、小米(シャオミ)の中国勢がシェアを拡大しており、調査会社カナリスによれば、2019年第2四半期のベンダー別シェアは、1位アマゾン(25.4%)、2位バイドゥ(17.3%)、3位グーグル(16.7%)、4位アリババ(15.8%)、5位シャオミ(10.8%)となっている。そしてバイドゥは「デュアOS」、アリババは「ティモール・ジニー」、シャオミは「シャオAI」と、それぞれ独自の音声アシスタントを開発しているのである。
つまり今後はバイドゥ、アリババ、シャオミが、それぞれの音声アシスタントに対応する完全ワイヤレスイヤホンを発表する可能性は十分にある。
現在のアップル「エアポッズ」独走体制がいつまで続くのか、そして中国メーカーの参入はあるのか。完全ワイヤレスイヤホン市場の動向に注目したい。(岡 真由美/5時から作家塾(R))