海外情勢

IMFが20年の世界経済成長率を引き下げ

 IMF3.3%予測、日本は0.2ポイント上方修正

 国際通貨基金(IMF)は20日に発表した世界経済見通しで、2020年の世界全体の実質成長率を3.3%とし、前回の昨年10月時点から0.1ポイント下方修正した。米中貿易摩擦の一時休戦で中国の成長率を引き上げたが、インドなど新興・途上国の減速が響いた。日本は0.7%で、0.2ポイント上方修正した。

 世界成長率の引き下げは昨年7月以降、3回連続。米国が中国や欧州と対立する貿易問題に加え、中東情勢など地政学リスクも強まり「見通しが下振れする恐れは依然として大きい」と警戒感を示した。

 19年の2.9%からやや上向き、製造業や世界貿易は「底を打ちつつある」と分析。米連邦準備制度理事会(FRB)による昨年10月までの3回連続利下げなど世界的な金融緩和がなければ、成長率は0.5ポイント下がっていたと推計した。日本の上方修正は、昨年12月に決定した経済対策を反映した。21年は景気押し上げ効果が弱まり、0.5%にとどまるとした。(ダボス 共同)

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