海外情勢

オーストラリアは「最も暑く乾燥した1年」 原因はダイポールモード現象など

 オーストラリアの気象庁はこのほど、2019年の国全体の平均気温が観測史上最も高い一方、平均降水量は過去最少で「最も暑く、乾燥した1年だった」と発表した。夏を迎えたオーストラリアは東部を中心に大規模な森林火災が続いており、気象庁は記録的な暑さと乾燥が火災に影響を与えているとしている。

 気象庁によると、昨年の平均気温は、基準としている1961~90年の平均、21.8度より1.52度高く、10年に始まった観測史上、これまで最高だった2013年を上回った。

 平均降水量は277ミリで、これまで最少だった1902年の314ミリを下回った。

 気象庁は、インド洋の海面温度が変化する「ダイポールモード現象」などが原因とみている。「降雨不足が干魃(かんばつ)と森林火災を悪化させている」として、警戒を呼び掛けている。(シドニー 共同)

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