23日の東京株

334円高 日銀のETF購入期待で3日ぶり大幅反発

 連休明け23日の東京株式市場は、日経平均株価は3営業日ぶりに大幅反発した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による市場の混乱に対し、日銀が上場投資信託(ETF)を購入するとの観測が買い材料となり、一時500円に迫る上げ幅で1万7000円を回復した。終値は連休前の19日の終値と比べ334円95銭高の1万6887円78銭だった。出来高は約26億9700万株。

 追加の自社株買いなどを発表したソフトバンクグループや、産業用ロボットのファナックなど平均株価への影響が大きい銘柄の上昇も相場を押し上げた。ただ市場では「日銀が相場を買い支えるとの見方が優勢だったが、先行きは不安だ」(大手証券)との声が根強い。

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