国内

緊急事態宣言発令で登院まばら 参院では本会議の定例日削減案も

 新型コロナウイルス特別措置法に基づく安倍晋三首相の緊急事態宣言発令から一夜明けた8日、国会は登院する議員もまばらで、静けさに包まれた。与野党は9日まで国会の審議を行わないことを決定。10日に再開するが、参院では週に3日ある本会議の定例日を1日に絞る案も出ている。

 普段は議員らでにぎわう国会内のカレー店も、この日は客がまばらだった。女性店員は「いつもの半分しかお客さんが来ていない」と声を落とした。

 参院自民党は7日、所属議員に不要不急の外出自粛などを指示する文書を出した。関口昌一参院議員会長と世耕弘成参院幹事長の連名で「国会議員は、国民に自粛や行動の制限をお願いするにあたり、模範とならなくてはならない」と求めた。

 自民党は9日から5月6日まで、職員を2つのグループに分け、交代制で出勤させる方針だ。ベテラン職員は「何もしなければ、職員に陽性反応が出たとき、全員が出勤できなくなる可能性がある。それでは与党としての責任が果たせない」と強調した。

 官邸で今月8日、首相と会談した二階俊博幹事長は記者団に「みんなの力で乗り越えることが大事だ」と述べた。(今仲信博)

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