海外情勢

エクソンが支出30%削減へ、4年ぶりの低水準 シェール資産に的

 米石油会社エクソンモービルは大幅な支出削減の対象として同社の主要なシェール資産に的を絞っている。原油価格が過去数十年で最大の下落となる中、同社は世界全体での支出を4年ぶり低水準に削減するほか、主要プロジェクトを延期する。

 エクソンは7日、今年の支出を30%削減し230億ドル(約2兆5100億円)にすると発表した。削減規模は同社にとって近年では2番目の大きさ。これより大幅な削減を実施したのは原油相場が前回に急落した2016年のみ。

 発表によれば、今回の支出削減の最大部分はテキサス州西部とニューメキシコ州にまたがる油田地帯パーミアン盆地が対象となる。エクソンは同盆地で採掘やフラッキング(水圧破砕技術を利用した掘削)活動を縮小する。モザンビークでの大規模な液化天然ガス(LNG)プロジェクトおよび南米ガイアナ沖での油田開発作業に関する正式な投資決定も先送りする。

 今回の支出削減規模はゴールドマン・サックスなどの一部アナリスト予想を超えるものだった。ゴールドマンのアナリストは290億ドルへの削減を見込んでいた。(ブルームバーグ Joe Carroll、Kevin Crowley)

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