海外情勢

米政権が経済再起動を準備 「30日以内」目標、コロナ検査拡充が鍵

 米ホワイトハウスは経済活動を再開させる計画を策定している。ただ、新型コロナウイルスの検査態勢を拡充して検査数を従来よりはるかに増やせるかどうかが活動再開の鍵になる。事情に詳しい関係者が明らかにした。

 ニューヨークやデトロイト、ニューオーリンズなど、トランプ大統領が「ホットスポット(一大感染地)」と呼ぶ大都市の事業閉鎖は続けるものの、感染が広がっていない中小都市や市町村でまず経済活動の再開に着手する可能性が高い。

 計画は初期段階にあるが、ニューヨーク州で感染拡大のペースが鈍化するなど前向きの兆しが見られることから、トランプ大統領と上級経済顧問は米国民の職場復帰について改めて言及するなどしている。

 トランプ大統領は7日夜のFOXニュースとのインタビューで、「われわれは米国の一部の閉鎖を解除することについて検討しており、全てを解除することも考察している」と語った。

 ホワイトハウスのクドロー国家経済会議(NEC)委員長は7日、FOXニュースに対し、向こう4週間から8週間のうちに経済活動を再開できるようになるかもしれないとの見通しを示した。

 計画に詳しい関係者は、ほぼ30日以内での再開を目指す取り組みとなりそうだとしつつも、米疾病対策センター(CDC)など衛生当局の専門家がそれに反対する可能性も見込まれると語った。(ブルームバーグ Mario Parker)

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