海外情勢

NY州知事「峠越えた」 抗体検査を週内開始へ

 米国最大の新型コロナウイルス感染被害が出ている東部ニューヨーク州のクオモ知事は19日の記者会見で、感染拡大が鈍化しており、「この傾向が続くなら、われわれは峠を越えた」と明言した。「調子に乗ってはいけない」とも述べ、感染予防策は続けるよう求めた。

 クオモ氏は、感染すると免疫反応により体内でつくられる「抗体」の検査を週内に開始すると表明した。住民に占める感染者の比率を把握するため、無作為に抽出して検査する。「経済活動再開に向けたいかなる計画も、データに基づかなければならない」と話した。

 陽性かどうかを診断するウイルス検査と併せ、検査規模を拡大するには「連邦政府が州に財源を与えることが重要だ」と主張し、検査態勢拡充に消極的なトランプ政権を批判。ニューヨーク市のデブラシオ市長もトランプ大統領に対し「ニューヨーク市を救う気があるのか、それとも死ねと言っているのか」と語気を強めた。米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、米国の感染者は約74万人、死者は4万人を超えた。(共同)

Recommend

Biz Plus

Ranking

アクセスランキング