株価・外為

東京株午前、上げ幅一時400円超 大幅続伸、経済再開期待で買い優勢

 28日午前の東京株式市場の日経平均株価は大幅続伸した。新型コロナウイルスの影響で停滞していた経済活動が、世界で本格的に再開することに期待した買い注文が優勢となり、上げ幅は一時400円を超えた。日本で追加の経済対策を盛り込んだ第2次補正予算案が固まったことも相場を下支えした。

 午前終値は前日終値比429円86銭高の2万1849円09銭。東証株価指数(TOPIX)は24・96ポイント高の1574・43。

 前日のニューヨーク市場は、経済活動を再開する動きの広がりを好感し、ダウ工業株30種平均が終値で約2カ月半ぶりの高値となり2万5000ドル台を回復。東京市場も流れを引き継いだ。日本政府が前日に令和2年度第2次補正予算案を閣議決定し「積極的な財政政策を示した」(大手証券)ことも投資家心理を改善させた。

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