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渋谷駅、埼京線に新ホーム 山手線横並びで不便解消

 JR渋谷駅では1日、従来の場所から北へ約350メートル移動し、山手線と並んだ埼京線新ホームの運用が始まり、乗り換え時間の短縮につながりそうだ。1日早朝まで50時間以上のロングラン工事で、平成8年3月、渋谷駅に埼京線が開通して以来、24年を経て不便を解消。渋谷駅は周辺の再開発と連動し改造を進めており、今後は山手線ホームの拡幅も予定する。

 新ホームの運用開始でハチ公改札や南改札と直接行き来が可能になった。長さは約310メートル、幅は旧ホームより約2メートル長い最大12メートル。旧ホームは新南改札と新ホームをつなぐ連絡通路として使用を続ける。

 埼京線は8年、恵比寿駅に延伸。渋谷駅では当時、山手線の東側に東急百貨店東横店東館や、かまぼこの形をした屋根がトレードマークだった東急東横線の渋谷駅が立地。埼京線ホームは、ハチ公前広場やスクランブル交差点から離れ、山手線や私鉄との乗り換えも不便だった。

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