ニュースレビュー

Friday eye 6.19

 ●濃厚接触通知アプリ、運用開始

 政府は19日、新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性がある場合、スマートフォンに通知が届く「接触確認アプリ」の運用を始めた。症状が出るなど感染が疑われる人には専門の医療機関の受診やPCR検査を促し、周囲への感染拡大を防ぐのが狙い。効果を上げるには国民の6割超の利用が必要という。政府は都道府県境をまたぐ移動の自粛要請を19日から全面解除。経済活動の正常化と感染防止の両立に向け、プライバシーへの不安を解消して普及させることが課題となる。

 ●月例報告「景気下げ止まり」

 政府は19日に公表した6月の月例経済報告で、景気全体は「下げ止まりつつある」と判断を引き上げたが、輸出や設備投資といった個別項目の多くは新型コロナウイルスの影響で厳しい見解を据え置いた。内需の復調が景気回復を主導するとの期待を寄せるが、道筋は不透明だ。自動車関連が落ち込み、欧米向けが低迷した輸出は「急速に減少している」との判断を維持。生産や企業収益も減少しているとした。設備投資も振るわず「弱含んでいる」との判断を据え置いた。

 ●大塚家具、20年4月期77億円赤字

 ヤマダ電機傘下で経営再建中の大塚家具が19日発表した2020年4月期決算(単体、19年1月~20年4月の16カ月)は売上高が348億円、最終損益が77億円の赤字となった。新型コロナの影響で引っ越しシーズンの需要を取り込めず、2月に公表した66億円の赤字予想より悪化した。赤字は4期連続。20年4月期から決算期を変更したため単純比較はできないが、前期(18年12月期)より業績が悪化した。前期は売上高が373億円、最終損益は32億円の赤字だった。

 ●本庶氏、特許収入で小野薬品提訴

 ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょ・たすく)京都大特別教授は19日、自身の研究チームの発見を基に開発された、がん免疫治療薬「オプジーボ」の特許収入約226億円の支払いを、製造元の小野薬品工業に求める訴訟を大阪地裁に起こした。訴状によると、本庶氏は2014年、小野薬品側から「特許をめぐる米国の製薬会社との訴訟に協力すれば、相手から得られる特許使用料の40%を配分する」と口頭で提案され協力した。しかし和解の成立後に一方的にほごにされ、1%しか払われていないとしている。

 ●プロ野球、3カ月遅れ開幕

 新型コロナウイルスの感染拡大で延期が続いていたプロ野球は19日、当初の予定から約3カ月遅れでセ、パ両リーグ公式戦が開幕した。国内の主要スポーツの中で先陣を切り、長引いた自粛からの正常化を目指す。

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