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マレーシアGDP17%減 4~6月期、新型コロナで経済縮小
マレーシア中央銀行は14日、今年4~6月期の実質国内総生産(GDP)が前年同期比17・1%減となったと発表した。同国統計局によると、アジア通貨危機の影響で11・2%減となった1998年10~12月期以来の落ち込みとなった。
中銀は2020年の成長率を前年比3・5~5・5%減と予測。21年は5・5~8・0%増への回復を見込む。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、一部を除く企業や店舗の閉鎖を命じ、住民の外出を原則禁止する措置をとったため、経済活動が縮小した。(共同)