国内

「時代遅れで恥ずかしい」森氏発言、東京都や組織委に抗議殺到

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視とも取れる発言をしたことに対し、開催都市の東京都や組織委に抗議や意見が殺到している。都オリンピック・パラリンピック準備局によると、4日朝以降、5日午後5時までに都に寄せられた電話やメールは542件に上った。特に森会長の謝罪会見から一夜明けた5日になって急増したという。

 寄せられている意見は「五輪をやろうとしているのに、森さんは時代遅れなことを言って恥ずかしい」「日本全体が世界から誤解される」など、大半が森氏の発言に抗議する内容だった。一方で、「こんな状況でも引き続き大会の開催に向けて頑張ってほしい」といった“エール”も数件、含まれていたという。

 都の担当者は「昨年3月に大会延期が決まったときも問い合わせは多かったが、比ではない。この規模で意見が集まるのは過去に例がないのではないか。職員の業務に支障が出るレベルだ」と困惑している。

 組織委にも問い合わせが殺到。広報担当者は「さまざまな意見をもらっているが、件数や内容は公表していない」と話した。

 また、外国人観光客への道案内や交通整理のために都が募集したボランティアの辞退も相次いでいる。都によると、4日から5日昼までに、すでにボランティア登録していた14人が辞退。理由を尋ねたところ「森さんの発言があってやる気をなくした」などと答えたという。

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