国内

ファイザー製 感染・発症リスク9割減、イスラエルで高い効果確認

 米ファイザーの新型コロナウイルスワクチンは重症化しやすい高齢者に対しても高い予防効果が示されており、医療現場からも普及への期待が寄せられている。ただ、インフルエンザワクチンなどと比べ、接種後に痛みや熱などは出やすい傾向にある。

 ファイザー製ワクチンの接種が進むイスラエルでは、接種を受けると未接種の場合と比べて感染や発症のリスクが90%以上減り、どの年代でも同様の結果が得られたとの報告がある。国内で見つかる変異ウイルスの大半を占める英国株はイスラエルでも流行しており、効果はあるとの見方が強い。

 副反応が疑われる症状については65歳以上の日本人22人を対象とした臨床試験(治験)で調べられている。死亡や深刻な症状は確認されなかった。注射部位の痛みは1回目の後に81.8%の人で、2回目では72.7%であった。発熱は2回目の後に13.6%でみられた。発生頻度は若い人より低い傾向があった。

 まれではあるが重いアレルギー反応が起こることがある。アレルギーを起こしやすい体質の人は特に注意が必要だ。「接種後に痛みや熱が出た場合に薬を服用してよいかどうかも含めてかかりつけ医などに事前に相談しておいた方がよい」と横須賀共済病院の長堀薫病院長は助言する。

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