国内

大阪府が緊急事態宣言の要請を正式決定 吉村知事「休業要請必要」

 大阪府は20日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、感染拡大に歯止めをかけるため、政府に緊急事態宣言を発令するよう要請することを決めた。5日から大阪市内で適用されている「蔓延(まんえん)防止等重点措置」では不十分だとして、休業要請を含むより強い対策を取るべきだとした。政府は要請を受けて検討に入る。大阪府に宣言が発令されれば昨年4~5月、今年1~2月に続き3度目。

 吉村洋文知事は「感染状況も医療提供体制も非常に厳しい。(重点措置から宣言へ)看板だけ付け替えても意味はない」と指摘。「人の流れを抑えていくことを考えると、大型商業施設やテーマパークなどへの休業要請を含め、より強い対策が必要だ」と述べた。

 府内の新規感染者数は18日まで6日連続で千人を超えた。19日までの7日間の新規感染者数は前週比約1・3倍の7743人に上り、5日の3861人と比べると倍増した。

 入院中の重症者数は19日時点で、確保している重症病床254床を上回る302人。うち54人は転院せずに軽症・中等症病床で治療を続けている。こうした治療継続の影響で、軽症・中等症病床の運用率は8割を超えている。

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