海外情勢

ネトフリ新会員数が急失速 予想大幅下回る、コロナで需要先食い

 動画配信サービスの米ネットフリックスが20日発表した1~3月期(第1四半期)の新規有料会員数は398万人と、市場予想と自社見通しをともに大きく下回った。新型コロナウイルス禍の巣ごもり需要を受けた急成長が突然止まった格好だ。

 市場予想と自社見通しはそれぞれ629万人、600万人だった。4~6月期(第2四半期)の見通しも厳しい。同社が見込む新規有料会員数は100万人と、市場予想(444万人)を大幅に下回っている。

 ネットフリックスは新型コロナの収束に伴い会員数の伸びが鈍化すると数カ月前から警告してきたが、ここまでの急失速はほとんど予想されていなかった。

 昨年1~3月期には新規有料会員数が過去最高の1580万人となり、10~12月期(第4四半期)も予想より堅調だった。一方、今年1~3月期は、約300万人だった2013年以来の低水準となった。

 ネットフリックスは新型コロナ禍を背景にした昨年の「需要先食い」の影響に言及。また、同社によると新番組の少なさも会員数の伸び鈍化の一因になった。10~12月期と異なり、1~3月期は「ブリジャートン家」や「クイーンズ・ギャンビット」のようなヒット作があまりなかった。(ブルームバーグ Lucas Shaw)

Recommend

Biz Plus

Ranking

アクセスランキング