海外情勢

習氏、バイデン氏招請応諾 気候変動サミット参加

 中国の習近平国家主席は、バイデン米大統領が22、23両日に開く気候変動問題に関するオンライン首脳会合(気候変動サミット)に参加する。両国の関係が冷え込む中でも気候問題は協力できる分野の一つであることを示唆している。

 中国外務省は21日、習主席がバイデン氏の招請を受け入れ、22日にビデオリンクを通じて会合に出席すると発表した。

 米中は新疆ウイグル自治区で浮上する強制労働の疑いや中国による香港統制強化、サプライチェーン(供給網)における中国の役割を抑える米国の取り組みなど幅広い問題をめぐって対立。習主席は20日の演説で、世界が必要としているのは「正義であり、覇権ではない」と主張し、米国を牽制(けんせい)していた。

 だが、両国は気候変動への対処では協力に前向きな姿勢を示してきた。先週にはバイデン政権で気候変動問題を担当するケリー大統領特使が上海を訪問。米中は地球温暖化対策の国際的な枠組みであるパリ協定の履行を支援するとともに、英グラスゴーで年内に開催される国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の成功を促すとの共同声明を発表していた。(Bloomberg News)

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