国内

40年超原発の「安全性改善」 福井県専門委が知事に報告

 福井県にある運転開始から40年を超えた関西電力の原発3基の再稼働をめぐり、県原子力安全専門委員会の鞍谷文保委員長は22日、県庁で「ハード、ソフト両面から安全性の改善が図られた」とする報告書を杉本達治知事に提出した。知事は「丁寧かつ慎重な審議で安心した。安全性が向上した印象を受けた」と述べ、自身も早急に3基を視察する意向を示した。

 専門委の見解や、国の原子力政策の位置付けを再稼働同意の判断材料にする考えで、近く最終的に決断するとみられる。県議会最大会派の県会自民党は21日、知事が同意すれば再稼働を容認すると表明した。

 3基は美浜原発3号機(美浜町)と高浜原発1、2号機(高浜町)で、2011年以降停止している。報告書は、事故に備えた電源や冷却機能の確保、事故制圧に向けた初動対応の強化など「原子炉の工学的な安全性を確保するために必要な対策が講じられている」と結論付けた。

 外部有識者でつくる専門委は、40年超原発の安全対策を技術面から検討。今年3月には現地を視察した。

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