国内

4月の景気「一部に弱さ」維持 月例報告、感染拡大に懸念

 政府は22日に発表した4月の月例経済報告で、国内景気の現状について「持ち直しの動きが続いているものの、一部に弱さがみられる」とし、判断を据え置いた。この表現は2月から3カ月連続。景気の先行きに関しては、国内外の新型コロナウイルス感染拡大で下方リスクが高まっていることに懸念を示した。

 個別項目では、個人消費について「このところ弱含んでいる」との判断を維持した。家電の販売が好調だったが、外食や旅行が振るわないことを踏まえた。雇用情勢も据え置き「雇用者数などの動きに底堅さもみられる」とした。

 設備投資は「持ち直している」とし、2カ月ぶりに上方修正した。産業用機械や第5世代(5G)移動通信システム用の基地局への投資が伸びた。輸出は「このところ増勢が鈍化している」から「増加テンポが緩やかになっている」に表現を変更。生産は「持ち直している」を維持した。

 景気の先行きは「内外の感染拡大による下振れリスクの高まりに十分注意する必要がある」とした。世界経済についての判断は「依然として厳しい状況にあるが持ち直している」とし、9カ月ぶりに上方修正した。

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