海外情勢

「インド太平洋地域には潜在的な火種」ジョンソン英首相が強調

 【ロンドン=板東和正】ジョンソン英首相は15日の声明で、米国と英国、オーストラリアによる新たな安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」について「インド太平洋地域におけるわれわれの利益を守るために重要になる」と表明。枠組みは「(米豪との)距離をこれまで以上に縮め、新たな防衛パートナーシップを構築する」と強調した。

 ジョンソン氏は声明で、核弾道ミサイル開発が懸念される北朝鮮の課題などをあげ、「インド太平洋地域は潜在的な火種を抱えている」と指摘した。

 また、中国などの関与が疑われるサイバー攻撃が相次いでいる状況を念頭に「(同地域は)サイバー空間を含む新たな安全保障上の課題の最前線でもある」との見方を示した。

 英政府は今年、覇権的な海洋進出を強める中国を念頭に、最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を核とする空母打撃群をインド太平洋に向けて派遣した。

Recommend

Biz Plus

Ranking

アクセスランキング