海外情勢

トルコ「パリ協定」批准へ 大統領が国連総会で表明

 【ニューヨーク=平田雄介】トルコのエルドアン大統領は21日、国連総会の一般討論演説で、気候変動対策の国際的枠組み「パリ協定」を批准するよう10月中にトルコ国会に求めると表明した。手続きが順調に進めば、世界の温室効果ガス排出量の8割を占める20カ国・地域(G20)全てが批准を終えることになる。

 パリ協定は2015年に採択され、産業革命前と比べた気温上昇を2度未満、できれば1・5度に抑える目標を設定している。トルコは署名しているが、国内に「負担が不公平だ」との意見が多く批准していなかった。

 ロイター通信によると、トルコでは今夏、8人が死亡し数万ヘクタールを焼失する山火事や77人が亡くなる洪水が発生。トルコ史上まれにみる被害となった。

 エルドアン氏は国連演説で「巨大な脅威に向かって行動するのは私たちの責務だ」と主張。10月末に英北部グラスゴーで始まる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)開催前の批准に意欲を示した。

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