海外情勢

台湾、TPP加入に意欲 日本産食品禁輸解除も

 台湾政府は23日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加入申請を正式に発表した。記者会見した行政院(内閣に相当)の鄧振中政務委員は「台湾にとって世界貿易機関(WTO)加盟以来のチャンス。国内法の改正など準備が整ったので申請した」と加入に強い意欲を示した。

 今後の加入交渉に関し、2011年の東京電力福島第1原発事故以降続けている福島県など日本産食品の輸入禁止措置の解除を日本側と協議する考えを表明した。茂木敏充外相は23日、滞在先のニューヨークで台湾のTPPへの加入申請に「歓迎したい。戦略的観点や国民の理解も踏まえて対応したい」と述べた。

 台湾に先立ち16日に加盟申請した中国は「一つの中国」原則を主張して台湾を自国の領土と見なしており、台湾の加入に反対している。鄧氏は会見で中国の申請と直接的な関係はないと説明した。(共同)

Recommend

Biz Plus

Ranking

アクセスランキング