働き方ラボ

“熱すぎる抱負”は痛い 年始は「意識低い系」に徹してやるべきことを考えよ

常見陽平
常見陽平

 意識高い系の新年の抱負はどうでもよいが、会社や社会の動きを読むことには意味はある。この時期、ビジネスパーソンがやるべきことは、自社や取引先の経営者が年末年始にどのような挨拶をしたのかをチェックすることだ。「イノベーション」や「改革」など、おなじみの言葉が並び、何も言っていないのと一緒だと感じることもあるが、とはいえ、これからの方針が垣間見られることもある。何を意識して行動するべきかの基準がよく分かる。

 ビジネス誌の特集を読む

 世の中の流れを読むために、私が毎年、行っているのはビジネス雑誌の「2020年総予測」のような特集を一通り読むことである。数社分買い込み、パラパラでもいいので、読むことにより時代の流れ、キーワードを捉えることができる。これをやると言葉同士が繋がりだし、何かが見えてくる。年末年始の新聞も同様に社会を捉える意味で便利だ。

 もう大掃除は終えたと思うが、まだ終えていないのなら徹底して行うことをおすすめしたい。現在では、メルカリもあるし、その他にも中古品の売買サービスもある。いらないものは、捨てるだけでなく、どんどん売ってしまおう。気持ちよく過ごすために、バーゲンで腐らないデザインの定番品を買うのもアリだ。これで新年も快適に過ごせる。

 何より、よく休み、よく遊ぶことだ。私は今年も、東京ドームでライスボウルとプロレス三昧。他にも映画を見まくる予定だ。思うように過ごせばいい。特に今年こそダイエットと思う人には、わざわざ美味しいものを我慢することはないだろうと言いたい。というわけで、年末年始は意識低い系でいくことも悪くない。今年もよろしく。

常見陽平(つねみ・ようへい)
常見陽平(つねみ・ようへい) 千葉商科大学国際教養学部専任講師
働き方評論家 いしかわUIターン応援団長
北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。リクルート、バンダイ、クオリティ・オブ・ライフ、フリーランス活動を経て2015年4月より千葉商科大学国際教養学部専任講師。専攻は労働社会学。働き方をテーマに執筆、講演に没頭中。主な著書に『なぜ、残業はなくならないのか』(祥伝社)『僕たちはガンダムのジムである』(日本経済新聞出版社)『「就活」と日本社会』(NHK出版)『「意識高い系」という病』(ベストセラーズ)など。

【働き方ラボ】は働き方評論家の常見陽平さんが「仕事・キャリア」をテーマに、上昇志向のビジネスパーソンが今の時代を生き抜くために必要な知識やテクニックを紹介する連載コラムです。更新は原則隔週木曜日。アーカイブはこちら

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