キャリア
「キャリアかけ算で100万人の1人に」 教育改革実践家がノウハウを伝授
そして、3歩目。藤原さんは教育をテーマにしたいと考え、リクルートを退社。東京都の義務教育で初の民間校長(杉並区立和田中学校)となった。校長就任で年収は3分の1になったが、これが藤原さんの希少性を決定づけ、以後日本唯一の“教育改革実践家”として活躍を重ねることになる。「ユニークなキャリアを形成するには、3歩目で今までと全然違う次元に出る必要があります。自分を一旦“安売り”してでもチャレンジすることが必要なんです」
昨今はSNSの影響もあり、「日本人の価値観が何でも“中心化”している」と藤原さんは指摘する。しかし、健全な社会のためには日本人も多様化し、それぞれの希少性に価値を見いだすべきだと話す。
「サラリーマンは今の時代、決して安泰ではありません。希少価値を磨く努力は、後にきちんと跳ね返ってくる。本書が多くの人の今後のキャリアを考えるきっかけになってほしいですね」