働き方

宿泊業 解雇・雇い止め3700人超 全業種では1万6700人

 厚生労働省は2日、新型コロナウイルス感染拡大による業績悪化で解雇されたり、雇い止めされたりする見込みの人数は、業種別ではホテルや旅館など宿泊業が最も多く3702人だったと発表した。

 厚労省が5月29日時点で各地の労働局やハローワークに相談をした事業所から集計。全体の人数は1万6723人で、前週よりも4811人増えた。

 宿泊業に次いで、観光バスやタクシーなど道路旅客運送業が2287人、製造業が2269人、飲食業が2122人、小売業が1135人だった。

 都道府県別では東京都が2495人で最多。大阪府が1789人、北海道が1025人、兵庫県が810人、長野県が626人だった。

 また各地の労働局やハローワークに休業に関する相談があった事業所は3万214カ所で、前週よりも8155カ所増えた。

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