人事

米マリオット、赤字250億円 4~6月期、売上高7割減

 米ホテルチェーン大手のマリオット・インターナショナルが10日発表した2020年4~6月期決算は、純損益が2億3400万ドル(約250億円)の赤字だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、旅行客が激減し客室の稼働率が落ち込んだ。前年同期は2億3200万ドルの黒字だった。

 売上高は14億6400万ドルと72%も減った。

 ソレンソン最高経営責任者(CEO)は声明で「コロナの影響は続いているが、需要回復の兆しがある」と述べ、中国が回復を主導していると説明した。

 世界全体の稼働率は4月上旬の週に11%まで下落したものの、7月下旬の週に34%近くまで改善。世界で展開するホテルの91%が現在営業しているという。(共同)

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