働き方
技能実習生へ「みんな待ってます」 タイ語の手紙にSNS上で反響
来年来日へ「力になりたい」
技能実習生をめぐっては、受け入れ先で賃金や残業代の未払いといったトラブルや、実習生自身が失踪するなどの問題も起きている。瀬川さんは、実習生を取り巻くこうした問題を今回初めて知ったといい「受け入れるからにはいいかげんなことはできない」と表情を引き締める。
入国制限の緩和によりベンツ君は、来年早々に来日する予定。「コミュニケーションの不安をなくし、1年で覚えるものを半年でも早く覚えてもらいたい」と専門用語をタイ語に訳した単語帳を作成しようと考えている。
手紙は日本オートビジネス協同組合の関係者を通じて届けられ、ベンツ君は「大変喜んでいた」という。瀬川さんは「技術を少しでも覚えて帰ってもらって、母国で商売ができるようにしてあげたい。微力でも、その力になりたい」と来日を心待ちにしている。
外国人技能実習生 発展途上国の外国人に、日本の企業などで働きながら技術を学び、母国の経済発展に尽くしてもらう目的で平成5年に創設された制度。令和元年末時点で国内の技能実習生は約41万人に上る。最も多いのがベトナム、次いで中国、フィリピン。昨年、特定技能を柱に受け入れを拡大する改正出入国管理法が施行された。