社会・その他
座間9人殺害 白石被告が控訴取り下げ
神奈川県座間市のアパートで平成２９年に１５～２６歳の男女９人を殺害したとして、強盗強制性交殺人などの罪に問われた無職、白石隆浩被告（３０）が２１日付で弁護人による控訴を取り下げていたことが２３日、分かった。
白石被告をめぐっては、弁護人が今月１８日付で、死刑とした１審東京地裁立川支部の裁判員裁判判決を不服として控訴。白石被告は起訴内容を認めていたが、弁護側は承諾殺人罪の成立を主張していた。
判決によると、白石被告は座間市の自宅アパートで２９年８月下旬～１０月下旬、女性８人に性的暴行した上、男性１人を加えた９人をロープで首を絞めて殺害し、現金数百～数万円を奪った。