働き方ラボ

コロナ禍の就活シーズン到来 オンライン面接“必勝”へ3つのポイント

常見陽平
常見陽平

 事前準備は入念に

 具体的な対策として、まずは事前準備に力を入れることをおすすめする。面接用の機材や通信環境、カメラアングルや光量など映り方、自身の身だしなみなどをチェックしよう。

 新卒の学生たちを何度もオンラインで模擬面接したが、「とりあえずPCの前に座った」という人たちを何度も見てきた。これは残念である。印象だけで求職者をジャッジするのはよくないのだが、その印象が最悪になってしまう。そもそも、このような大事な場で、こんな簡単なことに気が回らない人なのではないかと心配してしまう。

 より具体的に言うと、機材に関しては面接に使う端末をいくつか保険で用意しておくとよいだろう。万が一、固まってしまった場合などの対策のためだ。Wi-Fi接続していても突然、落ちることがある。4G・5G回線でつなぐ方法なども確認しておくと良い。

 これまで学生を模擬面接して、なかなか残念だったのが、カメラ映りに関する問題である。まず、家のどこで面接をするのかを決めよう。部屋が散らかっている様子がわかる場所で受けている人がいた。これまたよくあるのが「河童」状態だ。頭部が切れるカットで面接を受ける人がいる。カメラ内蔵のノートPCを使っている人に多い失敗だ。文書を作成するのと、面接を受けるのとでは最適な角度は異なるのだ。画面をみて、バランスを考えよう。服装の乱れにも注意だ。中には面接の直前に部屋着から着替える人もいる。ネクタイやシャツが曲がっていないかなど、気をつけよう。

 少し大げさにアクションを

 次にコミュニケーションである。結論から言うと、やや大げさにアクションした方がわかりやすい。頷く様子や表情など、対面では伝わっても、オンラインでは伝わりにくいことがある。相手にとって気持ちがいいように、少し大胆なくらいにアクションしよう。「結論から先に言う」「簡潔かつ具体的に発言する」は普通の面接と変わらない。自分でスマホを活用して自撮りをして、練習を重ねよう。これもまた、スマホ時代に誰もができることでありながら、必ずしも取り組まれていない対策である。

Recommend

Biz Plus

Ranking

アクセスランキング