働き方

政府、ワクチン接種の「打ち手」確保へ支援策発表

 政府は25日、新型コロナウイルスのワクチン接種迅速化を図るため、自治体や医療機関向け支援策を発表した。医師が日中に接種を行った場合の報酬1回2070円に加え、7月末までに週100回以上の接種を4週間以上行う場合は1回2千円、週150回以上を4週間以上行う場合は1回3千円を加算する。診療所などが1日50回以上のまとまった接種を行う場合は1日10万円を支給する。

 また、時間外、休日の接種体制を強化するための支援も強化する。医療機関が1日50回以上の接種を行う特別な体制を7月末までに4週間以上組めば、医師は1時間7550円、看護師などは1時間2760円を支払う。同様の措置は、土日、祝日に集団接種会場に派遣される医療従事者に限定されていた。

 加藤勝信官房長官は25日の記者会見で、臨床検査技師、救急救命士もワクチン接種を行えるよう検討する考えを表明。薬剤師には予診のサポート、接種後の経過観察で協力を仰ぐほか、診療放射線技師も接種後の経過観察を行う方向で関係団体と連携するとした。

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