CAのここだけの話

お客様ゼロのカーゴフライト乗務がCAに人気なワケ コロナ下でもクルー魂は健在

松岡至宝
松岡至宝

 このカーゴフライトは通常の旅客就航地ではない空港が目的地だったりします。通常では訪れることのない空港に行けるわけですが、アサインされる人員が少ないこともあり、今では客室乗務員の間でちょっとした人気のフライトになっています。

中東ではクルマも多国籍 乗り比べし放題!?

 地上に待機している時間・休日が多くなった分、新しいことを始める同僚も多いです。新しいビジネスを始めてみたり、近場のリゾートホテルに泊まり休暇を過ごすステイケーションを満喫したり、資格勉強や肉体改造に取り組む客室乗務員も多くいます。

 以前は旅行先の国で、国際免許証でレンタカーを借りるくらいドライブが好きな私ですが、中東在住8年目にして今年初めて在住国現地の免許を取得することにしました。コロナ禍以前は休暇が3日もあればヨーロッパへ旅行に行っていたような生活だったので必要性を感じなかったのですが、気軽に旅行に行けない中、新しいチャレンジとして始めました。

 日本の運転免許証を持っていたら簡単に「conversion=書き換え」が出来るので、思いのほか早く、たったの1日で運転免許証を手に入れることができました。

私の住んでいる都市ではカーシェアリングがここ数年で発達しており、練習がてらに利用しています。これが意外と楽しくて、都市の色んな場所に何十台も車が散りばめられており、乗り捨ても可能です。

 そして中東ならではかもしれませんが、日本車はもちろんヨーロッパの車、アメリカの車も登録されています。アプリで自分の近くにある車をすぐに予約できる仕組みですが、自分で車種も調べることが出来るので、気分によって車種を選べるのです。日本ではなかなか運転する機会のない外車に気軽に乗れるので楽しいですね。

 ガソリン代も駐車料金も掛からないので、むしろ車を買わなくても良いのではと最近は思ってきました。

CAたちは意外にもポジティブ

 大打撃を受けているエアライン業界ですが、渦中の私たちは意外にもポジティブにコロナ禍で新しい趣味を見つけたりしながら楽しんでいます。みなさんも楽しいことを見つけて、コロナ禍を少しでも明るく過ごしましょう。

 早くコロナが落ち着き、みんなが自由に移動できる環境に戻ればと切に願っています。その時はまた機内でお会い出来ることを楽しみにしております。

高知県出身。同志社大学経済学部卒業後、証券会社で営業職として2年間勤務。日本人でも全路線に乗務できる中東系航空会社に惹かれて転職。現在8年目。旅行、各国のお酒を現地で試飲することが趣味。

【CAのここだけの話】はAirSol(エアソル)に登録している外資系客室乗務員(CA)が持ち回りで担当します。現役CAだからこそ知る、本当は教えたくない「ここだけ」の話を毎回お届けしますので、お楽しみに。隔週月曜日掲載。アーカイブはこちら

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