働き方

「集中力はやる気の問題ではない」仕事を最速で終わらせる人が使っている“ある道具”とは

 ■「投資」時間がゼロだと、よくて「現状維持」

 (3)浪費

 「浪費」は、投資にも消費にもならない時間です。漫然とダラダラ過ごしたり、無目的に過ごす時間です。目的のないネットサーフィン、終わりのないユーチューブやテレビの視聴、暴飲暴食、過度な夜更かしなどです。

 仕事で言えば、働いているフリ、形骸化した朝礼や勉強会、会議、誰も見ない議事録や報告書の作成、意味のない残業、同じミスを何度も繰り返すなどです。

 ここでのポイントは、「浪費」時間をゼロにする必要はないということ。車のハンドルに遊びがあるように、ダラダラしたり、ボーっとしたりする時間も忙しいときや疲れているときほど必要だったりします。ただし、あまりに無目的で創造的でない浪費の時間があるのだとすれば減らしていきましょう。そして、その余剰分を自己投資、未来への投資のために使うと未来がいい方向にシフトしていきます。

 というのも、「投資」時間がゼロだと、よくて「現状維持」だからです。つまり、「すぐやる人」になりたいと思いつつも、消費と浪費にしか時間を使っていないとすると、永遠に「すぐやりたいけれど、できない人」のままなのです。

 まずは、自分の時間の使い道をチェックしてみてください。

 ■2.時間割をつくって原則を守る

 仕事や生活が忙しすぎて、1日の終わりになるとぐったり、自分が本当にやりたいことや好きなことをする時間がない。どうしたら、本当にやりたいことをする時間を確保できるのか……。こんな悩みを抱えている方もいることでしょう。

 新しいことに挑戦したいのに、その時間とエネルギーがない。たしかに、1日中タスクやTo Doリストに追われていたら、誰でも疲弊します。仕事でもプライベートでも、やらされ感や義務感だけで動くと激しく消耗します。

 しかし、同じ仕事をするにしても時間の使い方を工夫すれば、結果はだいぶ変わってきます。そのために効果的なのが時間割です。ここで言う時間割とは、学校の時間割よりもざっくりしたものです。具体的には次のように1日を5分割し、それぞれの時間帯に合った仕事やタスクを割り振っていきます。

 (1)就業前まで

 (2)午前中

 (3)15時まで

 (4)勤務時間終了まで

 (5)就寝まで

 この時間割のポイントは、その時間内に「すべきことを事細かに決める」のではなく、「最低限したいことを決めておく」ことです。残った時間で、To Doリストを処理したり、スケジュールをこなすことになります。

 (1)就業前まで

 就業前までの朝時間は、最も外部要因に左右されにくい時間帯です。ですから、自分にとって大事なことは、なるべくここに組み込みます。たとえば、運動や勉強、瞑想など、仕事以外のことです。

 (2)午前中

 午前中は、比較的集中しやすい時間帯です。頭を使う仕事や創造的な仕事は、できるかぎりこの時間帯に行いましょう。

 たとえば、中長期の計画の立案、企画書・提案書の作成、新事業の構想などです。余った時間で、To Doリストに取り組むといいでしょう。

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