働き方

高年収目指すなら8時までに出社せよ? 一流ビジネスマンの睡眠事情

SankeiBiz編集部

 あなたはふだん何時に目覚め何時に出社しているだろうか。ビジネスパーソンにとって、仕事でより良いパフォーマンスを出すためにも良質な睡眠は欠かせない。今どきのビジネスマンの睡眠事情を徹底調査したところ、年収の違いと「眠り」や朝の始動に興味深い相関関係が浮かび上がった。

1000万円プレーヤーの3割が睡眠「5時間以下」

 人材サービス大手のパーソルキャリアは、睡眠事情をテーマに、首都圏の会社勤めのビジネスパーソン男女計800人を対象にインターネット調査を実施。年収1000万円~1100万円未満の30~50代を「1000万円プレーヤー」、 400万円~500万円未満の20代~40代を「平均年収層」とみなし、それぞれ400人の回答をまとめて比較した。

 ビジネスパーソンに1日の睡眠時間を聞いたところ、1000万円プレーヤー、平均年収層ともに1日「約6時間」睡眠という人が多数派で、それぞれ43.5%、39.9%を占めた。また、1000万円プレーヤーは「約5時間」が24.1%、「4時間以下」も4.8%いた。

 よく「1日8時間以上の睡眠を取ったほうが健康に良い」といった話を耳にする機会も多い。だが実際にはビジネスパーソンの多くはもっと短い睡眠で済ませており、さらに1000万円プレーヤーともなるとおよそ3割の人が5時間以下の睡眠でバリバリ働いている実態がうかがえる。

「朝方」生活が高年収への近道?

 睡眠に関連する項目として、起床時間と就寝時間、出社時間についても調査した。就寝時間にはそれほど違いが見られなかったものの、起床時間や出社時間には大きな違いが見られた。

 就寝時間は「午前零時」が1000万円プレーヤー(29.7%)、平均年収層(38.1%)のいずれも最多で、続いて「23時」が1000万円プレーヤー(23.4%)、平均年収層(24.1%)と傾向が似ている。

 だが、起床時間で最も多かった回答は1000万円プレーヤー(41.0%)、平均年収層(38.1%)のいずれも「6時」だったが、もっと早朝の「5時」は、1000万円プレーヤー(21.9%)の方が平均年収層(10.4%)の倍以上の比率を占めた。一方で、より後の「7時」と答えた人は、平均年収層(31.9%)の方が1000万円プレーヤー(20.7%)より多いという結果になっている。

 さらに、出社時間でも1000万円プレーヤーと平均年収層の傾向の違いが見てとれる。平均年収層は「9時」(32.2%)に出社すると答えた人が一番多かったのに対して、1000万円プレーヤーで一番多かった回答はそれより1時間早い「8時」(37.4%)。また1000万円プレーヤーの6割以上が8時までに出社していることも分かった。

 「早起きは三文の徳」ということわざもあるが、こと年収に着目してみれば「三文以上の徳」ということにもなりそうだ。

1000万円プレーヤーは通勤時間も無駄にしない

 また、通勤時間中の過ごし方(複数回答)についても、1000万円プレーヤーが平均年収層では違いが目についた。いずれも「ニュースサイトの閲覧」「音楽やラジオなどを聞く」「SNSの閲覧」がトップ3だったが、「ニュースサイトの閲覧」は1000万円プレーヤーが平均年収層を比率で上回り、その他は逆に平均年収層の方が多かった。

 また次に多いのは1000万円プレーヤーは「読書」だったが、平均年収層は「仮眠」だった。通勤時間を有効に活用し、ビジネスに役立つ情報収集に余念がない1000万円プレーヤーの姿がうかがえる。

 パーソルキャリアは今年3月、日本初のハイクラス人材向けのキャリアプラットフォーム「iX(アイエックス)」を開設。ハイクラス層のさまざまな実態や特長を探る調査を実施している。

 調査結果について、同社の清水宏昭iX事業責任者は「1000万円プレーヤーは総じて朝は早い。朝早いと業務に集中できる、頭もさえていて、効率良く仕事をこなせるなどの声も聞かれる。この層は役職者の場合も多いため、前日まで考えていたことを一晩寝かせ、朝一で意思決定をするなど、仕事のルーティンにしていることも少なくない」とコメントしている。(SankeiBiz編集部)