転機は「女子大生写真館」 社外取締役も兼ねる経済キャスターの半生 (1/3ページ)

経済キャスター・社外取締役 江連裕子さん
経済キャスター・社外取締役 江連裕子さん【拡大】

  • テレビ東京系「Mプラス11」、経済専門チャンネル日経CNBCに加えて、海外取材も担当していた頃。写真はマーケットの本場、憧れのニューヨーク証券取引所でのリポートの様子。長年の夢をかなえたあとも、常に勉強の日々でした

 経済のプロと呼ばれる人は、どのような勉強をしてきたのでしょうか。経済の道を志したきっかけや知識を身につけることで得られるメリットなどを聞きました。

 「女子大生写真館」に出たことでフリーアナウンサーに

 経済キャスターを長年務めてきましたが、実は私、数学が苦手なんです。でも、小学生の頃からそろばんを習っていたので、計算や勘定することは得意でした。その延長線で、将来は銀行員か税理士になろうと考えていたので、なんの迷いもなく経済学部に進学しました。

 ところが、篠山紀信さんが撮影する「女子大生写真館」という企画に出たことがきっかけでいくつかの事務所から誘いを受け、フリーアナウンサーになりました。

 1年休学し、3年かけて大学院を卒業

 ただ、フリーで仕事をしていくには、何か特化したものがないと生き残っていけないのではないかと。運動をやっていた人ならスポーツ担当、英語が得意だったら海外取材…と考えたときに思い浮かんだのが、好きな経済だったのです。

 経済学部を出ている女性は少ないので、経済専門のキャスターならチャンスがあるんじゃないかなって。そこで、アナウンサーを志すと決めるとすぐに大学院を目指し、大学4年のときには院生と一緒に大学院の授業を受け始めました。入学と同時にTBS系の「ニュースバード」の仕事がスタート。掛け持ちは難しいかなとも思いましたが、1年休学して3年かけて卒業しました。

 仕事との両立は想像以上に大変でしたが、経済キャスターになるには、大学院での勉強がどうしても必要と考えていたのです。実体経済はキャスターの仕事で身につけ、学術的なところは大学院できちんと学びたいと思いました。

グルメ杵屋、税務会計コンサルの社外取締役を務める