【働き方ラボ】出世もいいが…人事異動シーズンに考える『ガンダム』のジムという生き方 (1/4ページ)

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 人事異動シーズンである。メディアに各社の人事異動情報が日々掲載される。有名企業のトップ人事などは、業界を震撼させることもあるし、ときには株価にも影響を与える。最近も、カドカワで川上量生氏が社長を辞任し代表権のない取締役になるという社長人事や、業績不振にあえぐ大塚家具は、大塚久美子社長が続投することなどが話題となった。(常見陽平)

 人事異動を味わい尽くせ

 大手企業は経営トップ層の人事はもちろん、部長・次長クラスの人事異動までが報じられることもある。40代になってからは、高校・大学や古巣の同期の出世を紙面で知る機会も増えた。銀座のクラブのママは新聞の人事欄をよくチェックするという。たしかに、この欄を見るだけでも様々なドラマがある。

 もっとも、一会社員として気になるのは、何よりも自分の人事であり、社内の、中でも直接接点のある上司や同僚の人事ではないか。私も会社員をしていた頃は、周りにいる社員が上司のいる会議室に呼ばれるたびにドキドキしたものである。人事異動話を肴に飲む酒も格別だった。

 もっとも、人の異動を面白がっていたら、突然自分が、出向・転勤を言い渡されたときにはさすがに驚いた。着任する日の2週間前に言い渡され、引っ越し、引き継ぎ含め1カ月で終わり、すっかり異動先の人になっていたのは、懐かしい思い出だ。

ビジネスパーソンが人事異動シーズンにやるべきこと