「場合によっては顔文字を」 多忙な経営者がメールで守る“3つの原則” (1/4ページ)

 LINEなどチャットツールの普及を受けて、メールの書き方は「手紙型」から「チャット型」へ変化しつつあるという。21世紀、超多忙なビジネスパーソンはどんなメールを書いているのか。5人の第一線経営者に取材した。

写真=iStock.com/anyaberkut

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 伝わるメールの3原則

 ビジネスにメールが使われ出したのは1990年代後半のことである。当初は手紙やファクスの代用という側面が強く、便利ではあるが宛名や挨拶、署名などに関する少々煩雑な書式が付きものだった。それから20年ほどが経ち、メールの書き方も大きく変わってきている。

 ネットイヤーグループ社長の石黒不二代さんは、変化の原因と方向性を次のように分析する。

 「これまでは手紙の形式を踏襲して、宛名を書き、堅苦しい挨拶を入れてから本題に入るというのがメールの作法でした。しかし、チャット機能によるスピーディなやり取りに慣れてしまうと、そうした形式が無駄に思えるのか、チャット風の簡略化したメールを送る人が増えてきたように思います」(プレジデント誌2016年2月29日号)

 プライベートではLINEやフェイスブック・メッセンジャー、ビジネスではSlackといったチャットツールが浸透したことで、メールの書き方が簡素化しているというのである。

21世紀のメールは「チャット型」