最強のコミュニケーション術

職場や家庭で「許されにくい嘘」ついてませんか? あなたの嘘はこれでバレた (1/3ページ)

藤田尚弓
藤田尚弓

 伝え方や言い回しを変えると、自分を取り巻く環境が変わり、やってくるチャンスも変わっていきます。みなさんは自分のコミュニケーション能力に自信がありますか?

 この連載ではコミュニケーション研究家の藤田尚弓が、ビジネスシーンで役立つ「最強のコミュニケーション術」をご紹介していきます。

 第3回は「嘘」がテーマです。職場でのコミュニケーションに嘘が交じることは珍しくありません。「傷つけないようにする」「場の空気に合わせる」といった優しい嘘は職場の人間関係を円滑にしてくれます。

 アメリカの成人を対象とした大規模調査によると、約4割の人が1日に数回嘘をつくと回答しています(*1)。しかし罪のない嘘のつもりが、結果として信頼関係にヒビを入れてしまうこともあります。

 許容されない嘘とはどんなものなのか、また、どんなポイントから嘘は見破られるのか解説します。

職場で「許されやすい嘘」と「許されにくい嘘」

  • 「どうせ君も現実味のない案だと思ってたんだろ?」
  • 「いや、そんなことはありません。勉強になりました」
  • 「無事に終えられてよかったです」
  • 「トラブルなくやれたのも御社のおかげです。担当が○○さんで本当によかったです」

 相手を傷つけないような感想を述べる、謙遜し感謝をオーバーに伝える。このような些細な偽りや誇張は、コミュニケーションを円滑にするために有効です。道徳的には正直であることが大切ですが、周囲と協力しながら仕事をする場合、正直過ぎるコミュニケーションでは不適応を起こしてしまいます。

 また、恥ずかしさを回避する、見栄をはるといった嘘にも私たちは寛容です。

  • 「〇〇さん、大丈夫ですか? 手伝いましょうか?」
  • 「いつもならこのくらいスグにできるんだけど、今日はちょっと風邪で頭が痛くてね。手伝ってくれると助かるよ」

 このような嘘をわざわざ咎めるのは大人気ないですし、恥ずかしさを回避するための嘘というのはどこか微笑ましいものです。

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