ウッズ復活、企業も歓喜 契約続けたナイキなどに宣伝効果2360万ドル (1/3ページ)

通算5度目となるマスターズ制覇が決まった瞬間、喜びを爆発させるタイガー・ウッズ選手=14日、米ジョージア州オーガスタ(AP)
通算5度目となるマスターズ制覇が決まった瞬間、喜びを爆発させるタイガー・ウッズ選手=14日、米ジョージア州オーガスタ(AP)【拡大】

 男子ゴルフ界のスーパースター、タイガー・ウッズ選手(43)が14日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで行われたマスターズ・トーナメントで14年ぶりに優勝した。2008年の全米オープン以来、メジャー制覇から見放されていた同選手の“完全復活”はスポンサー企業にも勝利をもたらす。低迷期にも契約を維持したり、新たに契約を結んだ企業が恩恵を受けることになりそうだ。

 スポンサーシップや広告などの効果を分析する米エーペックス・マーケティング・グループは、ウッズ選手が最後の追い上げを見せた最終ラウンドのテレビ放送でスポンサー企業に計2360万ドル(約26億円)余りの宣伝効果をもたらしたと試算した。

 10年続いた低迷期

 ここ10年間のウッズ選手は、不倫スキャンダル発覚から離婚に至ったほか、薬物依存、複数回にわたる手術、安定しないプレーと、度重なる問題に悩まされた。米通信大手AT&T、消費財メーカーの米プロクター&ギャンブル(P&G)のかみそりブランド「ジレット」、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の高級車ブランド「ビュイック」、スイスの高級時計メーカー、タグ・ホイヤーなど、かつてゴルフファンがウッズ選手を連想していた多くのブランドがスポンサー契約を解除するかもしくは契約を更新しなかった。

優勝直後に偉業達成を祝福